小論文を書く時のコツ
小論文を書くことが苦手だという学生さんは多いと思います。
小論文にはコレと決まった答えがありませんので、対策が難しいのも事実です。
ですが、きちんと対策できていれば、他人との差をつけることができますので、コツをしっかり押さえておくことがポイントです。
小論文がどうしても点数が出ない、ネックになっているという人は、ぜひ参考にしてください。
小論文を書く時のコツとは、小論文の組み立てを考える為にも、まず問題の文章を正しく理解することが重要になります。
小論文では、問題文章の内容を正しく説明できるか、あるいは、問題文章の定義によりあなたの見解を論理立てて展開できるか等を判断されます。
まずは冷静に問題文章を分析し、どのような解答が求められているかを理解できるようになりましょう。
書き方のコツとしては、前提条件と課題を分析し、そこから考えられる主張を決めます。
そこからそこに至るプロセス、根拠を書き出し、情報源を考えていきます。
小論文の為の引き出しを多く持っておく為にも、事前準備が非常に重要になってきます。
事前対策について
まず行う事前対策としてお勧めなのは、参考書を1冊全部読み込むことです。
小論文は作文ではありませんので、闇雲に書けば良いというわけではなく、一定の型があり、その型が身についているのといないのとでは、結果に大きく差が開いてきます。
参考書を読んで、まずは「小論文とは?」という基本の理解と、「小論文の型」を知ること、ここから始めてみましょう。
型を知らずに小論文を書きまくったとしても、大きな成果は得られません。
がっかりする必要はなく、言い換えれば解き方と型さえ押さえていれば、点数が稼げるということになります。
まずは小論文を知ること、その後に過去問や問題集を問いていくことで、効率的な対策をとることができるのです。
情報収集をしておこう
小論文の出題テーマには、その時代の時事ネタが選ばれることがほとんどです。
その為、出題テーマに関する知識があれば、楽に構成を考えることができるでしょう。
知識がなければ、問題文章を分析することも困難になり、意味がわからないまま小論文を書いていく羽目になってしまいます。
時事ネタは一夜漬けで頭に入るものではありませんので、日頃からマメに情報収集を行う必要があります。
新聞のコラムや社説を読み、知らない単語、知っているようで意味が曖昧な単語はきちんと消化しておきます。
この日々の積み重ねが、小論文の出来を大きく左右します。
1つ1つ拾ってくるのが面倒だという方には、時事ネタばかりを集めたまとめサイトや本がありますので活用することをおススメします。
小論文を制する者が推薦入試を制する、という気持ちで取り組んでみてください。