頻出する質問の例
推薦入試やAO入試では面接が重視されます。
面接になるとガチガチになって、思ったことを話せなくなるという学生さんも多いのではないでしょうか。
せっかく与えられた自己アピールの場を、緊張で台無しにしてしまってはもったいないですよね。
入試での面接を失敗しない為には、事前の準備が非常に重要になってきますので、面接対策の為にも何度もトレーニングを行い、場馴れしておくことが大切です。
頻出される代表的な質問に、「本校を志望される理由についてお聞かせください」という、志望動機に関する内容があります。
他にも「本校でしたいことは何ですか?」という入学後の目的、「オープンキャンパスの本校の印象は?」「他校との併願はされていますか?」という質問が多い傾向にあります。
高校生活についての質問も頻出します。
代表的な質問例として「あなたの高校はどんな学校ですか?」「高校生活で最も心に焼き付いている思い出は?」「高校で一番努力したことは何ですか?」という質問があります。
他、大学卒業後の進路希望や将来の夢について、自己PR等、面接で聞かれる代表的な質問となっています。
自分の言葉で返答する為のポイント
面接時の返答では、できるだけ模範解答をしようとして、マニュアル本にある答えをそのまま言ってしまう学生もいます。
ですが、面接官は何百人という面接を経てきた、いわば「面接のプロ」ですので、丸暗記した返答ではすぐに見抜かれてしまいます。
自分の言葉で返す為には、返答する時のポイントを押さえて模擬面接を繰り返すことが大切です。
返答する時には、ひとことだけ返事をするのではなく、その答えに至った理由についても添えると丁寧に答えている印象になります。
志望動機については、学びに関連づけた内容を含めるようにしましょう。
あなたが通う高校については、決して悪口を言わず、経験を通して培ったことについてを話すことがポイントです。
また、面接官とのコミュニケーションが成り立たない答えもNGです。
内容が不自然にならない為にも、相手が聞きたいと思う質問の意図を読み解く力が必要です。
また、わからないことでも知ったかぶって答えると、逆にボロが出る結果を招きます。
わからない場合は正直に「すいません、わかりません。勉強不足です。」と返答した方が無難です。
面接時の注意点
大学によっては、わざと受験生が困るような意地悪な質問をされることがあります。
これは大学があなたの人間性を出させる為に行っていますので、そのような質問をされた時には「わざとだな」と冷静に判断し、適切な答えを導きだしましょう。
取り繕ったり、無言になったり、泣き出してしまっては相手の思うツボですので注意しましょう。
落ち着いて対応すれば面接はクリアできますので、緊張をしなくなるまで何度も繰り返しトレーニングしましょう。