大学でやりたいこと、したいことから進路を見つけよう

興味があることから大学を探す

どの大学にしようかお悩みの学生さん、毎年相当数おられます。
最初から憧れの大学がある場合は目標設定もしやすいですが、特に決めていないという場合、大学選びは簡単ではないでしょう。
どの大学に行くかで人生が大きく変わってくるかもしれない、と考えると慎重になりますし、特殊な学部でもない限り、大学選びに正解はないと言えます。

でも大学は、貴重な10代後半に、4年以上もの時間を費やす青春時代です。
知っている大学の名前の中から選ぼうとする学生の方もいますが、これだけたくさんある大学の中で、少ない選択肢から志望校を選ぶのは、やはりもったいないと言わざるを得ません。

では、何を基準に決めるべきでしょうか。
まず大事なことは、自分に合った大学選びをする為には、やはり興味があることから探すことでしょう。
「大学で何がしたいか」という根幹の部分を、自分の興味と結びつけるのです。

例えば、音楽が好きなら音大を選ぶでしょうし、外国語の勉強をしたいなら留学制度が充実している外大、スポーツを極めたいなら体育大学、と選ぶことができます。
この例えではかなりざっくりですが、大学の学部は細かく分かれていて、学部によって内容も大きく異なります。
自分の興味がある分野はどこの学部でなら学べるのか、きちんと調べることが大切です。

バイトやサークルで大学生活をエンジョイしたい、という学生もおられるかもしれませんが、大学はやはり勉強をする場ですので、学問的観点から選ぶことを忘れないでください。
さもないと、大学にいる意義が見いだせず、退学や留年をしてしまう可能性が高くなります。

将来の夢から大学を決める

将来何になりたい、何がしたいという夢はありますか?
夢を叶える為に学ぶべき学問は何か、その学部がある大学から選ぶ、という方法もあります。
歴史が好きでもっと研究したい、なりたい職業が決まっている、起業して社長になりたい等、10人いれば10通りの夢があるはずです。
より深く研究できる学部がある大学、就職に有利な資格試験が取得できる大学、経済学に強い大学を選ぶことで、夢に近づくことができるでしょう。

立地も重要なポイント

大学は少なくとも4年は通いますので、大学の立地についても考える必要があります。
実家から通いたいなら通学圏内にある大学から選択することになりますし、遠方でも行きたい大学を優先するなら1人暮らしになるでしょう。
お洒落な街で暮らしたい、自然が多い場所がいい、治安が良い所、アクセスの良さ等も踏まえて総合的に答えを見つけましょう。