オープンキャンパスの内容

遠くからわざわざ大学まで足を運ぶなんて、オープンキャンパスは面倒だと思っている学生さんも少なからずいると思います。
オープンキャンパスは、志望校を決める際、どんな大学なのかを事前に見ることができる貴重な機会。
オープンキャンパスに参加することで、授業の様子や内容、雰囲気、施設の充実度、周辺の環境等もしっかりチェックできます。

大学はもちろん、専門学校でもオープンキャンパスを行っています。
オープンキャンパスでは、模擬授業を受けることができたり、学部の先生に質問や相談ができたり、施設や設備を自分の目でチェックできます。

参加した方が良い理由

オープンキャンパスは、学生にとってメリットがたくさんありますので、可能であればできるだけ参加することをお勧めします。
実際に生で大学を見ることで、思い描いていた大学より良かった、違っていた等の判断ができます。
例えば、駅から歩いてみて思ったより遠いと感じたり、想像よりキャンパスが広かったり、緑が多くて気持ち良かったり、行ってみてはじめて知ることもたくさんあります。

体験授業では、色々な学部を回ることも可能なので、どの学部にしようか悩んでいる学生には内容を知る貴重な時間となるでしょう。
なにより、絞り込んだ志望校の中から第一志望を決める決め手になるかもしれません。
気になる大学のオープンキャンパスには、できるだけ参加するようにしましょう。

その他のメリット

専門的な学部へ進みたいと考えるなら、施設の充実度が非常に重要になってきます。
最新の設備が整っているか、その分野を広くカバーできているか等も、自分の目で見て、わからなければ質問もどんどんしてみてください。
どんな先生がいるのか、また、自分と同じように参加している学生を知ることも大切です。
自分と目標を同じくする学生が集まりますので、自分が馴染めそうかどうか、雰囲気を肌で感じることができるのもオープンキャンパスのメリットです。

学校によっては、AO入試の受験条件になっていたり、ペンやメモ用紙等の記念品がもらえるケースもあります。
AO （Admission Office）入試とは、成績だけではなく、個人の能力はもちろん、適正や意欲等も合否に関わってくる試験で、書類審査や面接、論文等で試験が行なわれ、学科試験が免除されることが多い試験です。
この試験の条件の1つに、オープンキャンパスの参加が求められることがありますので、興味がある学生さんは、必ずチェックしておきましょう。