国公立大学の特徴
国公立大学の有名校と言えば、やはり「東大」「京大」でしょう。
これらの大学は、国や地方自治体が運営していますので、学費が安くなるという大きな特徴があります。
誰もが知る国公立大学と私立大学の徹底的な違いと言えば、やはり「学費」です。
特に、医学部においては、その差が顕著に現れることが広く知られています。
国公立と私立の医学部では、なんと10倍も違うと言われていますので、その差は歴然ですね。
学費以外の特徴として、国公立は設備が充実しているという特徴があります。
学費が安いのになぜ?と思われるかもしれませんが、国や地方自治体では、大学に配分される予算が決まっています。
よって、どこかの学部に偏りがあると不公平感が出てしまう為、全ての学部において安定した設備予算が組まれていることが理由とされています。
私立大学の特徴
私大で有名な大学と言えば、「慶応」「早稲田」「同志社」等があります。
「私」とあるように、運営に国や自治体が関わっていない大学のことを指します。
私立は医学部以外でも学費が割高ではありますが、国公立よりもキャンパスが綺麗で設備も充実しています。
また、それぞれ独自の特色があり、自由度の高い校風であるという特徴があります。
その多くがアクセスしやすい立地にある為、通いやすく、比較的に周辺に学生寮などの施設も充実していて、快適なキャンパスライフをサポートしてくれます。
しかし、こうした学生専用の住居は私大や都心の大学に限ってはいません。地方の国立大学の近辺にも学生寮や学生マンションがあるので探してみると良いでしょう。
私大は予算をどのように使うか独自に考えることができます。
より大学の価値を高める為、魅力ある大学にする為にお金をかけていますので、国公立よりも充実している傾向にあります。
サークルの種類も多く、テニスやゴルフ等の王道サークルから、こんなものまであるの?というユニークなサークルまで多種多様なものが存在しているのも私大の魅力の1つでしょう。
私大の場合、就職のサポートも充実している傾向にあります。
就職に有利だからと選ぶ学生もいて、就きたい職業を見越して選択することもあるようです。
特殊大学とは
国公立大学も私立大学も、基本的に文部科学省の管轄となりますが、文部省管轄外になる特殊な大学もあるのをご存知でしょうか。
有名な大学で言えば、4年制の防衛大学校、6年制の防衛医科大学校は防衛省が管轄する大学です。
他にも、気象庁管轄の気象大学校、国交省管轄の航空保安大学校があります。
少し特殊な大学では、独立行政法人国立国際医療研究センターが管轄となる国立看護大学校があります。
この大学で勉強したいという明確な志望校があるなら、このような特殊な大学を目指す方法もあります。